持ち歩きが楽な暇つぶし用短編小説5選【ホラー】

持ち歩きが楽な暇つぶし用短編小説5選【ホラー】

暇で時間を持て余している時、持ち運びできるサイズのホラー小説があると時間を有効に使えるのではないでしょうか。待ち合わせ場所に早く着き過ぎた時や、電車の待ち時間等でただボンヤリしているより、ホラー小説を読んでいた方がドキドキワクワクできます。そんな面白くて持ち運べるサイズのホラー小説を5選ご紹介いたします。

持ち運びに便利な短編ホラー小説5選

初心者でも読みやすいホラー小説

玩具修理者

 

著:小林 泰三 出版:角川書店
こちらは1冊の本に「玩具修理者」「酔歩する男」と言う2つの短編小説が入っています。どちらもホラー小説としてはゾッとしてしまう内容なのですが、特に「玩具修理者」は読み終えると何とも言えない不気味な気分になれます。最後はあっけないともいえる終わり方なのですが、そのシンプルさが逆に不気味さを引き立たせています。「酔歩する男」は、ただ単に幽霊が出てくるようなホラー話ではなく、呼んでいると精神的にキツくなってきます。どちらも話のタイプは違うのですが、暇つぶしで読んでいるつもりがどんどん小説の中に惹きつけられて行ってしまいます。幽霊系のホラー小説は読み飽きた、何かもっと違ったものでゾッとしたりドキドキしたいと言う方におすすめの1冊です。

かにみそ

 

著:倉狩 聡 出版:角川書店
表紙を見ると何だか可愛らしいイラストで、ホラー小説と言う雰囲気は感じませんが、読んでみるとホラーなのでご安心ください。「百合の火葬」という短編小説も一緒に収録されています。こちらは、ただゾッとできるホラーではなく、少し涙を誘う要素も含まれているので、奥が深い作品と言えるでしょう。他のホラー小説とは読み終わった時の後味が違います。主人公が20代の無気力人間と言う設定なので、同世代の方は感情移入しやすいのではないでしょうか。涙を誘うホラーと言うのは珍しいので、他とは一味違う小説です。

私の骨

 

 

著:高橋 克彦 出版:角川書店
7編の短編小説が収録されているので、ちょっと空き時間がある時や、短い小説が読みたい時などに読みやすい小説です。どれも舞台は東北です。美しく読みやすい日本語で綴られているので、流れる様にスラスラと読み進める事ができます。ホラーなのですが、ただ怖いだけ、ゾッとするだけの物とは違い、読み終えた後に色々と考えさせられる物語です。どれも人間とはどんなものなのか、と言う事を題材にしているので、少し哲学っぽくもあります。

哲学要素も交えたホラー小説

 

著:曽根圭介 出版:角川書店
こちらの小説には3編が収録されています。タイトルは「暴落」「受難」「鼻」なのですが、中でも本のタイトルになっている鼻が怖い、ゾクゾクすると評判が高いです。全ての人間が「天狗」か「豚」に分かれている世界という一見すると理解しがたい設定なのですが、この謎な感じがホラーを増長させています。怖いのはもちろんなのですが、怖い、ホラーと言った以外の楽しみ方もできる小説です。「鼻」意外の2編も短時間で読みやすい小説なので、電車や乗り物に乗って暇な時などに読みやすいのが特徴です。

鬼談

 

著:京極夏彦 出版:角川書店
京極夏彦が作者の小説なので知っていると言う方も多いのではないでしょうか、9つの短編小説なので、物語自体も短めで短時間にどんどん読めてしまえます。どれも「鬼」がテーマになっている物語で、文学的にも優れた文章とホラーの怖さが良い具合に混ざり合い、独特の世界観を造りだしています。物語は短めで多くのホラー小説が読みたい、文学的にも優れた小説が良いとお望みの方におすすめです。

まとめ

電車の中や移動中、居眠りしているだけと言うのは時間がもったいないです。短編ホラー小説なら、次はどうなるんだろうと興味津々でページを次々めくっていく事でしょう。長文が苦手と言う方でも、短編小説集なら楽しく読めるのではないでしょうか。読書が趣味になれば、同じ趣味の異性と出会えたり会話に繋がるきっかけにもなります。